プレミアム機能の解約のルールが変わったようだ。利用者には不利な内容に思えるが、説明が分かりにくい。日割り計算しないということらしいが、手続きの説明が分かりにくい。
プレミアム機能の解約は、するなら今月中と言うことになりそうだ。
大方が、3月で年度終了だから、解約するかと言うと、3月で閉めたデータを見るには4月も利用していることになりそうだ。
12月で閉めて、1月から新年度の人は、3月で解約しても問題は少ない。
それにしても、今回もまた場当たりなお知らせ。 「よくあるご質問・お問い合わせ」で、この説明を載せている。お知らせの履歴もない。先日の導線変更(?)のお知らせは何処に消えたか。
こういう大事な内容もメールでは連絡がない。たまたまサイトを開いた人が目にするだけだ。ビジネスマナー違反。呆れるね。
まあ、こんな出鱈目な運営をしているサイトサービスは今やどうでもいいことだ。
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老舗(?)家計簿アプリKakeibonもサービスを終了する。家計簿アプリのビジネスは容易でないようだ。想定外のランニングコスト(サービス維持コスト)と収益モデルの不安定さが原因。
OCNのKakeibonはNTTグループの基本的なカスタマーベースに対する多様なサービスの一環で、利益追求よりはロイヤリティ確保の観点が重要。利用者離れはそれすらも否定されたことになったのだろう。
家計簿も資産管理も、古くからの手法だから、最初の作り込みで馬鹿をやらなければ維持コストは小さい。アグリゲーションはセキュリティ問題と直接ぶつかるため、機能維持は容易でない。
マネーフォワードについていえば、アグリゲーションサービスは良くできているが、維持拡大は既に限界状況。家計簿や資産管理については、古典的なレベルすら達成できていない。スペックを作り切ることが出来なかったようだ。
観察を始めた1年だけでも、どんどん貧弱になっている。終焉は近いのではないか。ビジネスモデルが成立していない。慣性の法則は抵抗も加速もない時の話。アグリゲーション関係のエンジニアだけZaimに移籍すれば世間は歓迎するだろうねえ。
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アプリZAIMを見てみた:
久しぶりにZaimを見てみた。レシート読み取り・管理が良くできているので、家計の詳細分析にはZaimが優れている。とは言いつつも、1,2年前から、ほとんど改善が出来ていないことも分かる。確か、こちらも、無料版と有料版と両方があったはず。
ハードに限らず、どんなソフトでも、一度作ってから変更するのは大変。このZaimも例外でない。マネーフォワードの経験から推測するなら今後の大幅な改善は期待できないだろう。
マネーフォワードとZaimの決定的な違い:
- マネーフォワードは支払先と品目のどちらか一方しか記録できないから家計簿として使えない。一方このZaimは両方を記録できるので普通に家計簿として使える。
- マネーフォワードは簡単に資産残高を把握できる。このZaimは資産管理の観点がすっかり抜けている。プレミアム機能では総資産残高は提示するようだが、それではただの”丼(どんぶり)”で管理と言うレベルではない。実際は見ていないが、残高に対するアプローチがでたらめ。。
- 金融機関連携(アグリゲーション~セッション管理)はマネーフォワードの方がはるかに優れている。