少し使い慣れると「バカ」が叉目に付くようになってくる。机上論でスペックを作ったことがいよいよはっきりしてくる。その場の思い付きとか。要するに、使い慣れた利用者にとって必要なスペックが何か全く検証されていない。
プロトタイピングモデルによるデモンストレーション。デモ用モデルにしか見えなくなってきたね。
まあ、一事が万事。品質を作り込むシステムが出来ていない。
無料バージョンで出来ていないことが法人向けのバージョンでできる訳がない。
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とまあ、こういう印象は使うたびに湧いて来る。今日も少し、ダメ出し。
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トップページ(ホームタブ)の中央上段に、(A)「カンタン入力」フォーム。これは只の手入力です。
家計タブに移動すると手入力のボタンがあって、これをクリックすると(B)「家計簿入力」フォームがポップアップする。
どちらのフォームで入力しても、 入力したものの日付が新しいものであれば、トップページでは「カンタン入力」フォームの下にある(C)「最新の入出金」に反映される。勿論、家計タブ>家計簿サブタブの(D)「収入・支出詳細」(いわゆる家計簿欄)の当該日付の場所にも反映される。入力後の修正などは、この1件1行の詳細レコードの編集可能なフィールドを使って行う。
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お気づきのように、この(A)(B)(C)(D) の項目の内容・並び順が全部バラバラ。ばらばらでも構わないものもあるが、手入力項目は一貫性を持ってほしいが、それすら出来ていない。
技術者としてあまりにも適当なのだ。
(A)「カンタン入力」
- 分類1/2・・・分類とは表示されない。問題はないが不一致。
- 金額
- 日付
- 支出元
- 内容(任意)
- カンタンとしたのは簡単でないからかな。お粗末さに感嘆するしかなかったからかな。
- 日付
- 金額
- 支出元
- 項目(分類1/2)
- 内容(任意)
(C)「最新の入出金」
- 日付
- 分類
- 金額
- 内容
(D)「収入・支出詳細」
- 日付
- 内容
- 金額
- 保有金融機関:(A)(B)の支出元に相当。保有金融機関と言う用語は不適切。「メッセージレビュー」も不十分なことが伺える。
- 大項目・中項目:小項目は無いの?とか。分類と言う用語はどうなったの?とか。
- メモ:メモ入力は此処でしかできない。必ず2度手間になる馬鹿設計。
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プロトタイプのままリリースさせて後付けで機能対応させた結果、プログラム体形がぐちゃぐちゃのままなんだろうと推測できる。普通は、プロトタイプモデルから商品化モデルへ移行させるときに、保全性などを考慮して構造的リファインをやるが、それもスキップさせてしまったのかな。手なおしの影響がどこに出るか分からない状況。アップデート履歴の公開もできない状況なんだろう。と勝手に想像する。テクニカルドキュメンテーションの管理も心配だな。これで法人向けに取り組んでいるなんて想像すると恐ろしい。
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事情はどうあれ、
小学生でも直ぐに分かるようなことが出来ていない。
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