クレジットの不正利用対策



クレジットの不正利用対策

最近はクレジットカードの不正利用による被害がニュースになることが多い。

知らない人にカードを手渡しするのは論外だが、窃盗にあうこともある。スキミングで磁気情報を盗み取られたり、単純に番号を写し取られたりして、勝手にネット上などで使われる。

不正利用に気づけば、カード会社は補償をしてくれるが、面倒なことは間違いない。気付かなければ損害を受けたままだ。

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クレジット払いの問題点は、カード利用日と引き落としための手続きに1か月以上もかかる時間差の存在。

それでも、クレジットの会社から月に1回明細を送ってくれるので不明が無いかチェックできた。そのペーパーベースの明細をやめてしまうクレカ会社が増えて来たので、ネットベースでもより確実にチェックできるようにする必要性が高まった。

マネーフォワードに限らないが、利用記録がネットに上がるのも遅いから、家計簿の一番上を見ていても、クレカ利用記録を目にすることはできない。

マネーフォワードは、何も考えていないから、
  1. 新着記録のフラグを立ててくれない。
  2. 表示が月度単位固定だから、月をまたいだ記録(先月・先々月の利用記録)を見るのは見落としがちになる。
結果、不正利用があっても発見しにくい。

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クレカ以外は利用と利用記録の通知の時差が少ないので、見落とすことは少ない。

  • デビットカードはクレカだけど即時対応のため、ほぼキャッシュ。キャッシュバックもあってお得。
  • 電子マネーはほぼ数日(1日・2日)以内。ポイントが電子マネーとクレカと両方もらえるのでこれもお得。
  • スマホ決済は使っていないが、電子マネーと同様の流れになるだろう。
  • 銀行口座は即時即日。

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クレカは拙いことに、ポイント還元とかキャッシュバックとか 、キャンペーンが展開されていて、会費も無料となると、次々を契約して、カードケースを埋め尽くしてくれる。会費ゼロで一人で20枚以上持っていても不思議でない。ETCカードも無料で付いてくる。普通のカードケースには収まらない。

これを全部、マネーフォワードに登録するのは、点検作業が楽になるから当然のこと。仮に30枚にしておこう。

これらが、普通の毎日の家計の中に入ってくるのだから、大変だ。マネーフォワードはクレカごとに月別に追いかけることを強いられるので、今日、今週、今月の範囲なら、ぎりぎりチェックできても、先月になるともう無理。

新着情報なし。
月別固定。
資産別固定。

マネーフォワードの欠陥はクレカ不正利用を探せないようにできている。

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それでもマネーフォワードを使うなら少しでも自衛の工夫をするしかない。

  1. クレカ利用は記憶に基づいて正しければメモ欄にチェックを入れておく。
  2. 振り返った時にチェックが無いものがあったらクレカ会社に照会を入れる。
  3. クレカだけで資産を作っておく。こうすればクレカだけを通しでチェックしやすい。 資産別固定の欠陥を幾分回避できる。

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クレカ利用代金の支払いと、その明細の照合機能がないのも、マネーフォワードの欠陥。クレカ利用記録と引き落としとの紐づけ機能がないのだ。勿論、クレカ会社のサイトに入るなら、簡単に分かることだが、その手間を回避するサービスの筈が、結局駄目だったということになっている。

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クレジットの不正利用対策

クレジット(カードあるいは番号)の不正利用はクレジット会社(を経由して店舗側)が補償する仕組みがあるが、これはあくまでも気付いて届け出た場合だけだ。気付かなかったらそれまで。不正利用に気づくことこそが最大の対策。

マネーフォワードは不正利用に気づくことができるアプリかと言えば、全くそうではない。欠陥アプリ。利用するにはそれなりの覚悟と工夫が必要。



(追記@2020/01)最近分かったこと: 

割と人気の家計簿アプリにZaimと言うのがある。これの優れていることは、新着取引情報10件が日付順でないこと。アプリが新たに捕捉した10件が表示される。

カード詐欺は古い日付(引き落としのタイミングが遅い)で少額引き落としを続けること。マネーフォワードでは永久に発見できないかもしれないが、このZaimでは金融サイトから取り込んだ順番だから取引日は古くても、今日取り込んだら最新情報として表示される。で、チェックが出来て、不正が疑われたらカード会社に電話を入れればよい。

こういう普通のこと:不正への対処がマネーフォワードではできない。

検索機能が欠落した家計簿アプリなんていざと言う時には全く使い物にならない

致命的欠陥
マネーフォワードは検索機能なし

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この家計簿アプリは検索機能が欠落している。家計簿アプリで検索ができないなんて本当に致命的だ。スペックから落ちているのは直ぐに気づくが検索機能の実装はサービス開始から長期間経過しているのに未だに手付かず。致命的だし最低の開発体制と言っていいだろう。

以前購入した商品に不具合が出た。修理の相談をしようとするが、やはりレシート(領収書)も必要になるだろうから、探そうとするが、簡単でない。

毎月の取引記録は百件を楽に超える。

費目で絞っても、月別表示しかないから、月度ごとに順送りでチェックするしかない。月度を通しでリストしてくれればいいが、この辺も手抜きのまま。

面倒この上ない。



エクセルに落として自分で検索するしかない。

ポイント管理の充実も今後の課題



ポイントのマネー化はユニバーサルポイントの場合はもはや当たり前になってきている。

例えば、TポイントがTマネーに交換されて普通に買い物ができる。

ポイント管理は電子マネー管理と同レベルが要求されるようになってきているということだ。

で、マネーフォワードの状況を見ると、

現時点(最終チェック時の)ポイント残高が表示されるだけだ。

履歴はない。

ポイントから電子マネーに交換した様子も分からない。

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マネーフォワードはほとんど改善に取り組んでいないので、この数年間の世間の変化は殆ど取り込まれていない。

使い物にならない状況はますます深刻になってくる。

新しい発想でリリースされるアプリが有利なのは当然だ。

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ポイント管理の世界は結構難しい問題もあるのだろう。

開発するよりも開発する仕組み。プラグイン型の設計に変えて主催者側に開発してもらうようにすべきだろうが、マネーフォワードには期待できないかな?。

残高アラートはあるんか?



クレカの利用残高、銀行残高。外食支出など、色々な目的で金額制限を監視して、越えたらアラートが出る。というような基本的なメッセージサービスもなさそうだ。

思うほど簡単でないのか、まったくやる気がないのか。改善されたというような更新時のリリースノートも見たことがない。

こんなサービスに有料で入る奴の気が知れない。

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美味しいものは自分へのご褒美。健康でないと何を食べても美味しくない。過剰な贅沢か適度な贅沢か知ることも大事。エンゲル係数が簡単に分かればいいが、マネーフォワードにそれを期待するのは無理。

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