「Kakeibon」と「Zaim」連携時の注意点!

連携



これも古い記事の引用。既にkakeibonとzaimの連携は終了している筈。資産管理に強いkakeibonとレシート入力に強いZaimの連携はそれなりに合理性があったが、後発のZaimの成長は家計簿kakeibonの利用者を侵食していったかもしれない。

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  • アグリゲーションサービス
  • 家計簿n「Kakeibon」
  • 財務アプリ「Zaim」


この2つのソフトの連携機能は極めて初歩的な(稚拙な)レベルのものでZaimアプリが連携要求を受けると最新データ100件(100項目?)のみをKakeibonに渡して終わる。既に送信済みのフラグを建てた記録については送信対象から外す。

問題点①過去情報を送信することはないので古いレシートをZaimに読み込んでもKakeibonに渡ることはない。
問題点②一旦送った情報はZaimで修正しても修正情報がKakeibonに渡ることはない。

要するにドラフトでも何でも一度でも連携送信したら後は勝手にやってくれというのがZaimの姿勢だ。レシート読み取り機能が脆弱なKakeibonは藁にも縋る思いでZaim連携をやっているのだろう。スマホアプリにもKakeibonはあるがダウンロードして呆れ果てている人ばかりに違いない。

テレビで盛んに宣伝をやっていたマネーフォワードは連携などというものは必要ないから不整合の懸念はないと期待できる。ただフリー版を使ってみた印象ではトータルの資産管理能力では更なる改善が必要に思う。

家計簿nのプレミアムはデータ保存期間が長くなっているが、例えば3年前の同月のデータを見ようと思うと腱鞘炎を起こすくらいにクリック作業を続けないとたどり着けない。36回クリック。5年前も見たいと思うと更に24回。並べて比較して見ることも出来ない。開発者はデータを消さなければ長期保存で仕様を満たしているつもりだろうが馬鹿丸出しの仕様と気づくことはない。無料版は1年だから欠点が露呈していないだけで設計思想が馬鹿なのだ。長期間のデータを家計簿nで管理するのは現状仕様では非現実的。

家計簿nから早めにZaimかMoneyForwardに引っ越すのが良いだろう。家計簿nのOCN開発担当は、何年も馬鹿スペックを放置したままだ。やる気がないのか、予算がないのか、頭脳がないのか。全てなのか。いずれにしても管理状態にはなさそうだ。残念。



家計簿nの宣伝文句のようには行かないからZaim連携は上記のような問題点を理解する必要がある。その前提でやることは:

  1. レシート情報はZaimで読み取ったら直ぐに最終形にしておくこと。あとで整理とか修正とかは避けること。逆に言うならZaimを最終形にするまでKakeibonを動作させないことだ。
  2. エクセルまたはスプレッドシートに落とすときにKakeibonのZaim送信の部分はオリジナルのZaimデータに入れ替えること。費目の読替は一部必要になるかも知れない。
  3. いずれにしてもKakeibonの中は重複データの塊だからエクセル作業は欠かせない。毎月初にやっておきたい。


後発?のZaimやMoneyForwardは画面設計の適切さ、技術選択の新しさで操作感は圧倒的に優れている。加えてセキュリティ情報(本人認証情報)をミニマムに押さえ込んでいるので安全安心がある。問題のOCN家計簿nに比べて圧倒的に高い満足度がある。



マネーフォワードの致命的欠陥

マネーフォワードの致命的欠陥は品目情報と店舗情報が2者択一なこと。メモ欄に自分で起債しろとあるがソフト的に管理対象になっていないのでは論外。メモはメモで使いたい。家計簿書いたことがない人が企画開発したサービス何だろう。馬鹿としか言いようがない。家計簿にしようと始めた主婦や主夫の人たちは直ぐにがっかりしているだろう。節約に必要なデータは全く収集できないことになる。いつどこで何を買うかという基本データが拾えない家計簿などあるものか。これは絶対にITオタクの独身男性の作品だ。

感覚的に一番まともなのが消去法ではZaimとなる。

ところがこの新勢力のZaimもMoneyForwardも共通する欠陥は対応サイトの少なさ。銀行は大丈夫だが、ネットで情報サービスをしている企業サイトのカバー率が極めて低いこと。



マネーフォワードのOCR機能は捨てる

マネーフォワードはOCR機能は捨てること。手入力も捨てること。店舗と品目が入らないので無駄になる。家計簿として使うのは絶対無理。金融機関の本家、銀行と証券だけに絞るべきだ。 純水・真水だけの動きを見るので十分。というかそれしか能がない。店舗情報も品目情報もない只の数字だけだからマネーフォワードでも不自由しない筈だ。(ダウンロードは有料版になるから限定利用では割高だ)

今後期待できるのはZaimということになる。画面設計、技術選択、ソフトOCR性能(現状はカメラコントロールが稚拙すぎる)などの更なる改善も必要だが、 サイトカバレージの充実を急ぐべきだ。その時にはマネーフォワードのようにセキュリティ情報のミニマム対応も図るべきだ。この辺は技術屋の問題というよりは経営努力営業努力の範疇になる。

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美味しいものは自分へのご褒美。健康でないと何を食べても美味しくない。過剰な贅沢か適度な贅沢か知ることも大事。エンゲル係数が簡単に分かればいいが、マネーフォワードにそれを期待するのは無理。

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