使い難い不自然な費目設定。家計簿しての利用を諦める最初の理由かも知れない。
家計簿の費目をどのように並べるかは、生協などの団体でも、その他の団体でも長年取り組んできていて、 ある程度の形になっている。もちろん、新しい概念の商品の出現や時代の変遷で消費生活・ライフスタイルも変わってきているので、適宜修正が加わっている。
確定申告する場合は経費とできるものできないものの区分は気になるところで、費目設定に影響を与える可能性もある。
マネーフォワードの費目設定は、現在のプルダウンメニューを眺めても、何を下敷きにしているのか、独自の考え方で策定sh他ものか、全く分からない。
悪く言えば、素人が思い付きで適当に並べたものに見える。強い分野しっかり、弱い分野は適当。そういう印象だ。
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実は、いい加減でも構わないこともある。
カスタマイズが容易なら。
費目設定管理ページが用意されていて、そこで全体を見ながら自分で作っていける。
今まで使っていた家計簿の整合性も確保できる。
そういう考え方があれば、最初の提示物はいい加減でもなんとかなる。
今あるのは極めて使い難いプルダウン型。不要な項目は消すこともできない。自分で追加したものは簡単に削除できてしまう。一度消すと即座に家計簿に反映されてしまったら恐怖。その他の支出に全部まとまっていたら過去データ全部やり直しなの?。そういうことの説明も見当たらない。費目の設定の考え方も、費目管理の考え方も、全然明確でないから、怖くて使えない。
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しかし、費目設定管理はできそうでできない。既存の不要な(無意味な)メニューも削除できない。
家計簿の基本を全く無視したレベルに見えてしまう。
「ホーム」>「設定」> 「家計簿の設定」>「項目の追加・編集」|「大項目」>・・・と出てくるので、一見すると自分で自由にできそうだ。実際は間に合わせの付け足しなら対応するだけ。マスターをカスタマイズする発想もないし、追加したものを削除したときのインパクトも不明。
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バージョンによる違いかどうか分からないが、例えば、食料品では野菜を買ったのか肉を買ったのか、そういう基本的なことも分からない。記録できない。家計簿以前のレベル。
どうしようもないからメモ欄に主要な記録を入れようとしても20文字でまで。加えて、検索もできないからメモの有効活用もできない。
この辺は無料版も有料版も変わらないようだ。
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家計簿アプリとしてマネーフォワードを推奨している人がいたらその人は多分・・・。
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多くの主婦は文句も言わず、黙って退場するだろうね。
仮に夫がマネーフォワードの開発担当だったとしても、家計簿として使うことはないかも。
別の用途に充てて、いかにも使っているふりをして、お茶を濁すだろう。
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プロファイリングをするなら、開発担当は独身者。家計簿など付けたこともない。費目を見て健康管理につなげる発想など全くしない若者か。
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(たとえば?)
支出の一つに「自動車」がある。珍しい。最近のテンプレートでは普通になった?。面白いのはガソリンが入っていてディーゼルが入っていない。この人がディーゼル車に乗っていれば両方入れるか燃料と入れるか。EVならチャージといれるか。ガソリンをマスターに入れて固定する理由なんか何もない。家族で複数の車を所有するのは地方に行けば普通のことだ。
費目マスターテンプレートの考え方も検討が必要だろう。基本設計の問題に見える。
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