柔軟な資産管理・家計管理を期待させるグループ機能



マネーフォワードでは資産全体の中から目的応じて資産をグループ化することができる。

これは他の家計簿アプリの中には対応しているものがあるかも知れないが、今まで見たことがない。マネーフォワードのユニークな機能のようだ。

で、どう使うのか?



最初は酷かった。何が?って、サポートが今一。グループ設定あるいは利用事例などの説明を探しても簡単に見つからない。

これは家族で利用したり、複数の口座を利用する人には便利かもしれない。 どういう使い方をするものか、探すと、

詳しくは サポートサイト および FAQ をご覧ください。

前者のサポートサイトのリンクをクリックするとサポートサイトのトップページに移動するが、サポートサイトのトップページからどうやって探し出していいのか。全く分からない。途方に暮れる。

後者のFAQをリンクをクリックすると幾つかのトピックスを見ることができる。検索もできるようで、例えば「グループ」をキーワードに探せば同様にいくつかの関連トピックスを見ることができる。

それでも、

マニュアルのようにグループ機能の設定と利用方法の全体をまとめて説明するページにはたどり着けない。作っていないのかもしれない。FAQと取説の違いを理解していないのだろうか。

本来セールスポイントなる機能がサポートの不手際でイライラの原因になるのだから馬鹿馬鹿しい話だ。

サポートページを作っている担当は心底顧客視点、利用者目線で作り込まないと駄目だね。隅々まで知っている連中が作っては上手くいかない。テスターを使ってもテスター慣れしている人はあまり役に立たない。知らない人が辿って行って使えるように作り込んだ構成にしないとサポートの目的を達成できない。





グループ機能がもたらすメリット:


子供のお小遣い、子供銀行、子供ごとに作れる。子供部分だけを子供自身も利用できるならいいが、グループ機能には利用者管理機能がないからダメ。

リタイアした親世代の家計管理にも使いたいが、親に使ってもらう場合も利用者管理の機能がないと難しそうだ。100%オープンがポリシーなら問題ない。

夫婦で使う場合も、夫資産、妻資産、共通資産でもいいが、ここも100%オープンがポリシーなら問題ない。

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目的別にグループを作るのは有用だ。資産運用などは日ごろの家計と関係ないから、分けておいて十分。

ところが、外貨預金の扱いで、取引まで円換算していたから、資産運用状況が正しく把握できるか疑問が残る。ドル資産の全体をグループ化して把握する場合はどのようなイメージになるだろうか。興味深い。

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個人会計と事業会計を分ける時も便利そうだ。口座(資産)自体も意識して使い分けしなければいけないが、別個に全体を把握できそうで良い。プロジェクト別の会計管理にも使えそうだ。



グループは資産単位(口座単位)でグループを構成・仕分けしているが、グループの目的設定によっては、費目ごとにグループを割り当てる必要が出てくるかもしれない。

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グループ機能自体はとてもよくできている。UIも含めて上出来。そのうち他の家計簿アプリも追随してくるかもしれない。要は使いこなしだけど、これはもう少し検討しないと難しい。利用者側のノウハウはこれから。利用ノウハウ、事例を募集して公開する取り組みをやっても面白そうだ。

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美味しいものは自分へのご褒美。健康でないと何を食べても美味しくない。過剰な贅沢か適度な贅沢か知ることも大事。エンゲル係数が簡単に分かればいいが、マネーフォワードにそれを期待するのは無理。

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