アカウントアグリゲーション
ネットバンキングなどネット経由でアカウントサービスを利用できるサイトからデータの自動収集・巡回収集すること。これは家計簿アプリの大きな魅力の一つ。
無料版、有料版とも殆どの家計簿アプリでカバーしている。
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利用金融機関への対応
この便利なサービスを利用する場合に問題になるのは、自分御利用している銀行やその他のマネー関連サイトをカバーしているかどうか。対応している銀行や証券会社の数を宣伝していてもあまり関係ない。自分メインバンクが対応範囲外なら使う理由にならないからだ。
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ここで論点は2つあります。
(1)企業提携:
企業提携の有無。アカウントアグリゲーションは金融機関と家計簿アプリ運用業者との間の信頼関係に基づく部分が少なからず存在する。セキュリティの関連で機械アクセスを拒否されるかもしれない。APIの提供の有無も有り得る。企業間の信頼関係、担当者間の信頼関係、あるいは技術的な対応力の問題もある。因みに、ヨドバシゴールドポイントカード+は他の家計簿アプリからはアクセスできるがマネーフォワードでは拒否されている。
- ヨドバシゴールドポイントカード+は利用不可
(2)サイト数の制約:
もう一つは、何社まで利用できるかと言うポリシーの問題。マネーフォワードは無料版と有料版の差別化のために、サポ-トする サイト数に制限を付けている。銀行だけで9か所口座を持っている人はいないが、ポイントとか電子マネーとかを加えると直ぐに9か所以上になる。加えて、家族の口座まで加えることを想定すると全然足りない。要するに無料版は本気で家計簿に使うのはなかなか難しい。
- MF無料版のサイト数は9サイトまで。
発想を変えて、9サイトに収めるようにマネーサイトの断捨離に取り組むのもいいかもしれない。
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